2015年9月27日日曜日

トルコ4日目(イスタンブール 地下宮殿とアヤソフィア)

トルコ4日目は、またカッパドキアから夜行バスでイスタンブールに来た。
今回はバスが割と高級車(ベンツ製)で、
隣の席に人がいなかったために、それほど疲れなかった。


この日に行ったのは地下宮殿とアヤソフィア。
地下宮殿は、実際のところは貯水池だったようで、
特に部屋がたくさんあったり、王座があったりはしない。




未だに水があるが、これは演出かと思われる。
もちろん、ライトアップも演出。
アーチ状の屋根や柱も、当時の建築様式であって、
人が住んでいたわけではないと思う。
しかし、当時の建築様式のほうが、
現代の建築様式より遥かにセンスがいいですね。
今は工業化が進んで、殺風景な建物が日本には多いです。

有名なメデューサの柱。
髪の毛が蛇という、例のやつです。
こんなのが何個も埋まっているという話です。(最近2個目が発見された)



次はアヤソフィア。
これもイスタンブールでは有名ながら、
中身は大きなドームが1つ。
もちろん、とても大きいので見ごたえはあるのだが、
私のように予備知識がないと、そんなもんかで終わってしまうかも。

とにかく天井が高い

素人目にもすごいのは床。
なんと大理石。
一枚作るのにも大変な労力が必要だっただろう。
それにしても、日本人と違って、石を加工するのが
好きだったみたいですね。

日本人は歴史的に木材が好き。
加工も楽だし、軽くて運搬も楽。
地震にそれなりに強い。
火事には弱い。。

日本の家が昔はすべて木製だったのは、
夏が高温多湿で暑すぎるから、
大きな窓や扉を取れる、軽い木材が好まれたとのこと。

ちなみに、重い石材で大きな窓を作るのは、構造的にはすごく難しく、
昔の教会はかなり苦労したそうです。
いかに少ない壁で重い天井を支えるかが大変。
(窓は構造体でなく屋根を支えられないので、壁の比率が増える)
ちょうど、ロマネスト様式とゴシック様式の違いみたいに。





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