トルコ4日目は、またカッパドキアから夜行バスでイスタンブールに来た。
今回はバスが割と高級車(ベンツ製)で、
隣の席に人がいなかったために、それほど疲れなかった。
この日に行ったのは地下宮殿とアヤソフィア。
地下宮殿は、実際のところは貯水池だったようで、
特に部屋がたくさんあったり、王座があったりはしない。
未だに水があるが、これは演出かと思われる。
もちろん、ライトアップも演出。
アーチ状の屋根や柱も、当時の建築様式であって、
人が住んでいたわけではないと思う。
しかし、当時の建築様式のほうが、
現代の建築様式より遥かにセンスがいいですね。
今は工業化が進んで、殺風景な建物が日本には多いです。
有名なメデューサの柱。
髪の毛が蛇という、例のやつです。
こんなのが何個も埋まっているという話です。(最近2個目が発見された)
次はアヤソフィア。
これもイスタンブールでは有名ながら、
中身は大きなドームが1つ。
もちろん、とても大きいので見ごたえはあるのだが、
私のように予備知識がないと、そんなもんかで終わってしまうかも。
とにかく天井が高い
素人目にもすごいのは床。
なんと大理石。
一枚作るのにも大変な労力が必要だっただろう。
それにしても、日本人と違って、石を加工するのが
好きだったみたいですね。
日本人は歴史的に木材が好き。
加工も楽だし、軽くて運搬も楽。
地震にそれなりに強い。
火事には弱い。。
日本の家が昔はすべて木製だったのは、
夏が高温多湿で暑すぎるから、
大きな窓や扉を取れる、軽い木材が好まれたとのこと。
ちなみに、重い石材で大きな窓を作るのは、構造的にはすごく難しく、
昔の教会はかなり苦労したそうです。
いかに少ない壁で重い天井を支えるかが大変。
(窓は構造体でなく屋根を支えられないので、壁の比率が増える)
ちょうど、ロマネスト様式とゴシック様式の違いみたいに。
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