2012年4月15日日曜日

ベランダで発電する(2) コントローラー SS-MPPT-15L

太陽光発電に必要なのは、

1. ソーラーパネル
2. バッテリー(バイクor自動車用)
3. (充電)コントローラー

なのですが、今日は充電コントローラーで、今使っている、
SS-MPPT-15Lの紹介です。



コントローラーは、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに充電するのを制御する装置です。
これがないと、バッテリー満タンの電池に充電しすぎて、バッテリーが壊れたり、
太陽電池に電気が逆流したりするので、必要です。

通常のコントローラは3000円くらいだけど、
このSS-MPPT-15Lは2万円くらいで高価。
でも、コンピューター制御で充電に最適な電圧を選択してくれるので、
バッテリーにたまる電気が1.5倍くらいになります。
高いだけあるのです。

しかも、SS-MPPT-15Lのすごいところは、
充電したときのデータをすべてパソコンに取り込めることです。

これがあれば、大学の実験レベルの発電データが取れるのです。

ということで、今日の発電量を時間でグラフにしてみました。
パネルは最高100W(公証値)の単結晶シリコンです。



これをみると、午前9時に発電量のピークがきています。(80W)
これは、うちのアパートが南東向きなのと、
12時になると、太陽が高すぎて、ベランダに光が入ってこないためです。

つまり、ベランダだと、一戸建と違って、、
1日3~4時間くらいしかまともに発電できないのです。
これは不利ですね。

今日のデータ(4/15)だと、朝6時から発電して、夕方18時には発電が終わってしまいますね。
今日の総発電は、1日250Whでした。(100Wのパネルで2~3倍くらい)

250Whだと、ノートパソコン5時間くらい使えますが、
暖房だと30分くらいしか持たないですね。

まあ、一日2時間くらいしか家にいない残業体質の僕には結構十分だったりしますが、
微妙に足りないから、パネル追加して150Wにすれば、400Whくらいはたまりますね。

といっても、いまや電気の単価は1000Whで22円くらいなので、
今日の電気は「5円」くらいしか回収していないですけどね。。

(むしろ、節電意識が付くのが電気代をかなり下げれます
(ていうか0円だけど)
そっちのほうが自作のメリットでかいですね)

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

SS-MPPT-15Lを検索していて、辿り着きました。私(も、一応、研究者といっても基本は生物系ですが)、個人的には、ココの雰囲気(書かれているようなこと、全部は読んでいませんが)、好きです。さて、SS-MPPT-15Lからのデータ取り込みについて、教えて欲しいのですが、PC Meterbus Adapter は、無くても、取り込めるでしょうか、それとも、必要でしょうか?

Kuma さんのコメント...

返事が遅くてすいません。。

PC Meterbus Adapterは必要です。
PCとつなぐほかの手はありません。。

小さいモニターも売ってますが、そちらはPCがあれば不要です。

機械か? さんのコメント...

はじめまして。

このSS-MPPT-15Lを購入しようと考えていたのですが、5万9千円前後の品ばかりで、2万ぐらいのものが見当たりません。。

どこで購入できますか?