2012年4月10日火曜日

ベランダで発電する(1) なぜ発電するのか?

勝手に連載しようと思います。

3ヶ月くらい前から装置を作り出して、ようやく実用化してきたので、
技術的な内容をまじえようかな・・と。
最後まで続くかな(笑) でも、流行れば(エコ)なわけで。

内容は順を追いたいですが、気分屋なので話はとびとびになります。

まず、なぜベランダで発電するのか。

最近では地震で原発が使えない時代となってきて、
久しぶりに「電気」を安定して供給できなくなるという、
世界的にはあたりまえな状況に近づいてきている。

そもそも、停電しない国なんてない。
アメリカでさえ、発電所がストライキを起こして停電するなんてよくあること。
日本も戦後は計画停電ばかりだったわけだし。

そんなわけで、世界的には個人用発電装置がたくさん売っていて、
今ではアマゾンで安価に入手できてしまいます。

次に、最近では一戸建てで太陽光発電の設備を導入する人は増えてきたが、
一方的に増えないのはマンション派。
もちろん、パネルを設置するのが厳しい(戸建てなら40枚はいけるが、ベランダなら1~2枚が限界)
ので、電力量が追いつかない。

そんなわけで、全然普及してないです。

でも、ベランダなら、自分でつくれば日曜大工の範囲で、
10万円かからないで設置できてしまうのです。

逆に、一般の家に太陽光パネルを40枚ならべると、材料費は100万円かからないのに、
300万円ほど費用がかかってしまいます、これは業者のマージンが多いから。

ベランダ発電の実用性はというと、照明とパソコンは余裕で使えて、
瞬間的にはエアコンや暖房、ドライヤーもいけます。
つまり、一人暮らしで普段は会社なら、エアコンさえ使わなければ、
ブレーカーを落としても大丈夫なのです。
(今もブレーカーを落として、昼間にためた電気でブログを書いています)

それに非常用電源としても活躍します。
つまり停電しても照明、テレビも使えるし、
ブレーカーを落とすことで、機械の待機電力を絶ち節電することができます。
(これが結構大きいです。)

そして最大のメリットは、電気に対して大きい、少ない、もったいない、もったいなくない、
の感覚がつくことです。

日本人はエネルギーを使いすぎです。
電気代が一人で1万円を超えるなんて、
地球に生きる生き物としては、はっきりいって、言葉は悪いけど
「カス」です。

1万円ということは、500kWhは使っている。

じゃあここで、人間が他の生き物と同じように、
火を使わずに生きていくエネルギーを計算してみよう。
単純に地球から摂取するエネルギーは食事のみなので、
人間の必要なエネルギーは100Wくらい。

つまり、
1ヶ月の食事(生体)エネルギー 
= 100W * 24(h) *30(day)
= 72kWh

これは大変な結果ですね。
自分に必要なエネルギーの7倍も贅沢にエネルギーを使ってしまいました。

さらに、ものを買ったり、車に乗ったり、経済活動に加担したりして、
実際にはその数倍のエネルギーを使っているんです。

「日本人は他の同じ図体の生物の30倍くらいエネルギーを使っている。」

地球からみれば、そんな大飯ぐらいの人間はいい迷惑だし、
人類にとっても、いつかはなくなるご飯(資源)を心配しなくてはいけないのでは
ないでしょうか。

70億人もいるんだし。

長くなるので今日はこの辺りで。

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