ナノレベルな材料をつくる方法に、スパッタリングというのがあります。
原子を一個づつとばして、材料を組み立てる、割と基本的な方法です。
昔は実験室でよくスパッタリングしていました。
空気中ではできないから、真空中でやります。
しかし、一回装置を開けると真空がやぶれて、ふたたび真空にしたとしても、
微妙に条件が変わって全く同じ材料はできませんでした。
世界は不況です。
世界中の半導体工場は、このスパッタ装置をランニングコスト削減のために
一度止めてしまいました。
もちろん真空はやぶれます。
ちょっと景気が良くなってきて、再び装置を可動しましたが、
昔のクオリティーでスパッタできず、良い半導体はつくれません。。
ほぼコンピュータと化した現代の車では誤動作しかねないですね。
パニックにはならなければ良いですが。
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