2009年5月9日土曜日

東大ナノ学会

今日はナノ学会に行って来ました。
東大に行ったのは2度目ですが、なんていうか、
あそこは明治村みたいですね。(名古屋の人しかわからんか。。)

学会も東大、東工大、あと何故か東北大の人がほとんどでした。
僕の発表は、口頭発表(午前のトリ)とポスター発表のダブルパンチ(><。
でも、最初にオーラルで発表したお陰で、いろいろな人がポスター見に来てくれました。

ナノ学会自体は小さいけど、会場がひとつのため、100人の前で発表しました_| ̄|○
それに、カーボンナノチューブを発見した飯島先生なの、かなりの著名人が来ていて驚きでした。
学会って、自分の身分不相応に偉い人に会えるのが楽しいですね。
(一流企業の部長クラスもくるし)

それと、やっぱりサイエンスは文化活動であり、ボランティアだということを実感しました。
苦労して書いた論文は、タダで投稿し(ていうか有償?)、
論文は高い値段で売れているのに、一銭も著作権料は入ってきません。
はっきりいって、科学の発展のための(ささやかな)ボランティアです。

それでも頑張るのは、芸術をやるのとあまり変わらないと思います。
何ヶ月もかけて絵を描くのは、お金のためじゃないでしょう。。きっと

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

大学での研究には、少なからず税金がつぎ込まれています。

その目的の一つには、国力を上げることがあるでしょう。

論文で新しい知見を社会へ公表し、還元することはそれを実現するための一つの手段なのではないでしょうか。

お金が欲しいのであれば書籍を出版したり、特許出願によってライセンス料をいただいたりなど、いくらでも手があるのでは...?

Dをとったのであれば、その意味をもっと考えても良いと思います。少なくとも、支払った学費以上に、研究には税金がつぎ込まれています。

(もし、あなたが学振に採用されているようなすばらしい研究者であれば、なおさらの話です。)

Kuma さんのコメント...

ご意見ありがとうございます。
もちろん、研究は社会還元できるようにやっています。ただ、ビジネスではないので、なかなか続けるのが難しいです。

余裕で助教になれる実力があれば、問題ないのですが。。